一般社団法人 D2Cエキスパート協会

D2Cエキスパート協会への改称について

ダイレクトマーケティングの代名詞が「通販」から「D2C」へと置き換わりつつある

当協会は2009年の創立以来、「ダイレクトマーケティングの可能性を追求するための優秀な人材を育成・輩出する」ことを目指して活動してまいりました。これまで累計1万人を超える通販エキスパート検定合格者が生まれていますが、下記のダイレクトマーケティングをめぐる環境変化への対応を目的に、D2Cエキスパート協会へと名称変更致しました

1.デジタルマーケティングを駆使し、自社製品を消費者に直接販売するスタートアップ企業が続々誕生している。これらの企業は自らをD2Cと定義し、アピールしている

2.大手メーカー、アパレル、流通系企業も、DX推進や新型コロナ対応などを背景にD2Cビジネスへの参入をアピールし始めた

3.従来からの通販企業及びその支援会社も、これらの動きから次第に自らもD2Cとしてのアピールを開始

以上の流れから、D2Cは当初のバズワード:いずれ廃れる流行語的な扱いから、その字義どおりの「消費者向けダイレクトマーケティング全般」を指す用語として、B2CやB2B、C2Cなどの他の一般的なビジネス用語と同様の位置づけになるであろうことが伺えます。

新たにD2Cエキスパート協会として目指すもの

「全てのマーケティングがダイレクト化する時代」を牽引する人材を育成、支援するため、下記方針の下、検定試験や委員会などの各事業を4月から展開してまいります。

1D2C専門人材の「スキル定義の策定」や、それに基づくカリキュラム開発を行い、セミナー/研修や、検定試験などの「教育プログラム」として提供する
2健全な事業成長とコンプライアンスの両立をはかるために、定期的な「広告表現の勉強会や事例検討会などの場」を提供する
3今後も続くビジネスモデル進化やSDGsなど社会からの各種要請に応えるため、「大学などの研究者とD2C企業の実務家が連携する産学連携コミュニティ」を形成し、運営する