日本郵便株式会社は、 3月2日「第 32 回全日本 DM 大賞」 受賞作品を決定した。
「全日本 DM 大賞」は、実際に発送された DM をご応募し、『戦略性』、『クリエイティブ』、『実施効果』の3つの観点から評価し、優れた作品に賞を贈る。
第32回を迎える今回は、856 点の作品が集まり、DMやマーケティングの専門家による厳正な審査を経て、グランプリ30点の作品が受賞した。
最高賞であるグランプリを獲得したのは、ソフトバンク(制作者:トッパン・フォームズ)で、今までユーザーが利用してきた機種をアルバムのようにまとめて紹介する「10年間の感謝を込めたあなただけのケータイアルバム」が受賞。
また、金賞は常連受賞企業であるダイレクトマーケティングゼロ(制作者:同社)がDMから360度VR映像が見られる特別サイトに誘導するVRメガネ付きの年賀状DMを送付。これにより、問い合わせや受注件数が大幅にUP。映像閲覧率は86%となり、SNSでの投稿も見られた。
同社は、金賞2作品、銀賞2作品、銅賞1作品、計5作品6部門同時受賞し、今回で6年連続、通算32部門での受賞を達成。
その他の企業として、CCCマーケティング(制作者:CCC マーケティング、フュージョン )は、休眠顧客へアプローチするためのDMにより22%の休眠顧客の呼び戻しを達成しことで評価された。
生活総合サービス(制作者:ダイレクトマーケティングゼロ、ココロネ )は、商品到着日からの経過日数に応じて4回のフォローDMを送付。私信感を重視し、ユーザーの商品の継続利用を励ます内容にし、定期継続率の良化に成功した。