株式会社ドンキホーテホールディングスは、 既存店舗を活用した「宅配ロッカー」と「フリースペース」
を提供する新サービスの試験運用を開始したことを9日に発表した。
ネット通販の拡大を主因として、国内の荷物取扱量が急増するとともに、近年の核家族化や単身 世帯の増
加による再配達の需要が高まり、物流における“ラストワンマイル”が社会問題となっていることから、同
社は、店舗運営と商品施策に基づく独自のスペース創造により、「必要な物を、必要 な時に買う」だけで
はなく、お買い物自体を楽しむ「時間消費型店舗」というビジネスモデルを確立している。
今回、同社では、お買い物の時間消費に加え、新たなスペース創造による「宅配ロッカー」 を兼ね備えた
シンプルな「フリースペース」の提供を開始し、社会問題への対応とお客さま個人の有効な時間消費をサ
ポートするとしている。
2018 年7月9日(月)からの「MEGAドン・キホーテ ラパーク成東店(千葉県山武市)」での試験運用を皮切りに、多店舗展開に向けた検討を開始する。