公益財団法人 日本通信販売協会(JADMA)は、インターネット通販の取引を公正にし、消費者の利益を保
護するとともに、インターネット通販の健全な発展を推進することを目的として、平成12年5月より、運
営を実施していた『オンラインマーク制度』を平成31年6月末をもって廃止することを28日発表した。
オンラインマーク制度は、JADMAが事業者の申請に基づき、所定の審査を行い、適正と認めた場合に
付与し、事業者は申請したサイトの通信販売に関するページ上に表示し、消費者がインターネット通販
を利用する際の目安としていた。
しかしながら、現在のようにプラットフォームの整備も進み、数多くの事業者がネット取引を行う現状に
おいては、オンラインマークを利用する利点も少なくなってきており、オンラインマーク事業が一定の役
割を果たしたものと判断し廃止を決定した。