株式会社インターファクトリーが提供するクラウドECプラットフォーム「ebisumart」は、スタートトゥ
ディグループでEC支援事業を行う株式会社アラタナのフルフィルメントサービス「aratana gateway」と
の接続を開始したと発表した。
❖サービスの概要について
「aratana gateway」は、自社ECとZOZOBASEを連携することにより、在庫の一元管理を実現し、EC
に関連する業務を委託することができるサービスで、アパレルEC事業者は開発に伴うコストと工数を
最小限に抑えながら、自社ECサイトの構築とZOZOBASE連携を同時に行うことができ、ZOZOTOWN
の商品情報や在庫情報、出荷データ等は「ebisumart」を通じて「aratana gateway」と連携され、一
元管理を行うことが可能となる。
さらに、物流・撮影・採寸などの倉庫業務から、マーケティングやコンタクトセンターといったEC
サイトの運用業務までをフルフィルメントサービスとして利用することができ、EC運用のアウトソー
シングが実現できる。
❖メリットについて
(1) 「ZOZOTOWN在庫」との一元管理によって販売ロス・在庫ロスを圧倒的に削減
自社EC在庫とZOZOTOWN在庫を一元化することによって、ユーザーは商品をZOZOTOWNでは
購入できるが、自社ECでは購入できないといった状況が発生しない。これにより、機会損失を発生
させないことによる売上向上と、在庫ロスを発生させないことによる業務効率化を実現することが
できる。
(2) 自社ECとZOZOTOWNの運営をアウトソースし、EC担当者の業務負担軽減
自社ECとZOZOTOWNの物流面やカスタマーサポート面を統合することによって、ECに関する
様々な業務をアウトソースすることが可能となり、これにより、EC担当者の負担となっていた業務
工数を削減。
(3) ZOZOTOWNの販売データを活用し、売上コンサルティングを支援
ZOZOTOWNでの販売実績の分析から、売上分析レポートを毎月作成。商品閲覧傾向や購入者デー
タを提供し、自社ECや実店舗へユーザーの誘導、需要予測を支援。
このように、自社EC在庫とZOZOTOWN在庫を連携させることで、長年ブランドや小売店の課題で
あった在庫効率運用を改善することができるとしている。