翌月決済サービスを提供する株式会社 Paidyは、2018 年 3 月に18〜59 歳の男女約 1,000 人を対象に、
実施したオンラインショッピング時に使用する決済に関する調査結果を14日公表した。
同調査結果によると、オンラインショッピングにおいて希望の決済手段がない場合の行動として、70%超
の人が購入せずそのまま離脱するとの回答結果となった。
❖決済手段の認知度について
各決済手段の認知度を全体でみると、クレジットカードが 97.7%、代金引換が 93.9%、電子マネー・
プリペイドが87.3%の順で高いという結果になりました。Paidy(ペイディー)を含む主要な後払い・
翌月払いの認知度は 50.2%で、後払い・翌月払い決済を個別にみると、Paidy が 2017 年に実施した
同様の調査と比較し、いずれも 5 ポイント以上の増加している。
<決済手段の認知度>
❖オンラインショッピングで最もよく利用している決済方法について
クレジットカードを最もよく利用しているとした人が 72.6%と 1 位で、前払いが 5.9%、代金引換が
5.4%と後に続く。
後払い・翌月払いを選択した人は 2.7%で、それに対し、普段利用されているショッピングサイトで
利用したい決済サービスについて質問をしたところ、 30%を超える人が後払いや翌月払いを利用した
いとの回答結果となった。
❖オンラインショッピングで希望する決済方法がなかった場合の行動について
「他のサイトで購入する」が 55.4%を占め、次いで「希望と異なる決済方法で購入する」が 27.5%、
オンラインショッピングでの購入自体をやめるが、16.3%の順で高いく、70%を超える人がその
サイトでは購入せずに離脱するとの回答結果となった。
<希望する決済方法がなかった場合の行動>
❖各決済手段を利用した理由について
後払い・翌月払い全体では、「後払いでいいか ら」という理由が最も多く、54.2%を占めた。2 番目
に「操作が簡単だから」と「セキュリティ面 で不安がないから」が 20.9%で続き、Paidy の利用者に
ついてみると、「後払いでいいから」を 選んだ人が42.9%と最も多いものの、後払い・翌月払い全体
平均の約 2 倍の 38.1%の人が「操作が簡 単だから」を選んでいる。
その後に、「購買時にクレジットカード情報を記入する必要がないか ら」と「決済手数料がかからな
い/安いから」が19.0%で続く。
<各決済手段を利用した理由>
今回の調査から、オンラインショップでのカゴ落ち率(ユーザーの離脱率)を低下させるためには、
決済手段の選択肢を充実させることの重要性について、改めて認識することができる調査結果となった。
【調査概要】
調査名:お買い物に関するアンケート
調査方法:インターネット調査
調査対象: 18 歳〜59 歳の男女のうち、半年以内にオンラインショッピングを利用した方
調査期間:2018 年 3 月 22 日(木)〜3 月 27 日(火)
発表日:2018 年 6 月 14 日(木)
有効回答数:1,034 名