一般社団法人 通販エキスパート協会

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2018.04.09

フリマアプリ20代利用者の半数以上「中古品購入抵抗なし」

株式会社メルカリは、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の山本晶准教授監修の元、全国20から69歳の男女1,000名 (フリマアプリ利用者500名、非利用者500名)を対象に消費行動に関する意識と実態を調査すべく、 「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査を2018年3月16日(金)~18日(日)の期間実施した。


同調査によると、商品を購入する際に「新品であることが重要」と回答した人はフリマアプリ利用者、 非利用者合わせて3割以下(29.6%)、特に、20代の半数以上(53.5%)が中古品を購入し使用することに 「あまり抵抗を感じない」、「全く抵抗を感じない」と回答するなど、新品へのこだわりが低下していることが判明した。





ここ2~3年で中古品を購入する機会が「やや増えた」、「とても増えた」と回答したフリマアプリ利用者は約半数(48.6%) だったのに対し、非利用者は2割以下(14.4%)にとどまった。

増えた理由としてフリマアプリ利用者では「掘り出し物を探すワクワク感があるから」(51.8%)と 回答した人が最も多く、次いで「中古品の質の向上や種類の増加」、「中古品購入の場(ツール)が増えたから」と 回答するなど、買い物の“体験”を重視したり、ツールを活用していることが判明した。


 

フリマアプリ利用者のうち半数以上が「新品を購入する前にフリマアプリで値段を調べるようになった」(54.6%)や、 「売るときのことを考えてモノを大切に扱うようになった」(53.2%)と回答。購入する際の意志決定や、 モノの扱いかたにフリマアプリが影響を及ぼしていることが判明した。


フリマアプリ利用者の中で「新品を購入する前に、フリマアプリで売り値を調べた」と回答した人は全体の半数を超えており(54.6%)、 特に「ミレニアル世代」※では平均61%と高い結果となりました。また、「売る時のことを考えて大切に扱うようになった」と 回答した人も半数以上(53.2%)となり、特に30・40代では平均62%と高い結果となりました。フリマアプリ出現により、 “購入の際の意思決定”や“モノの扱いかた”など、消費行動や意識に変化をもたらしていることが明らかになったと分析している。


同調査結果に対して、山本教授は、フリマアプリの登場で、消費者行動に変化が起きています。特に、新品・中古にこだわらず欲しいものを手に入れ、消費した後は別の消費者に販売するという消費スタイルが若い世代を中心に増加しています。

マーケティングの教科書で描かれる従来の消費者の購買行動は、企業が運営する実店舗やオンライン・ショップで、 新品の商品を購入する姿ですが、今回の調査は、「消費者が購買する商品=新品」というこれまでの常識に一石を投じる 結果となったとコメントしている。