一般社団法人 D2Cエキスパート協会

新着情報

2018.06.06

「KARTE」販売スタッフを軸にオムニチャネル化推進アプリとの連携開始

株式会社プレイドは、同社が提供する「KARTE(カルテ)」において、株式会社バニッシュ・スタン

ダードが提供する実店舗の販売スタッフを軸にオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス

「STAFF START」との連携を開始した。

ウェブ上の行動データを保有している「KARTE」と、店舗の販売スタッフデータを保有する「STAFF

START」が連携することで、アパレルの購入要因に大きく影響するとして各社がECサイトやSNSで注力

し始めている、実店舗の販売スタッフのコーディネート画像のデータをデジタルにおける顧客接点でより

多面的に、パーソナライズして活用することが可能になる。

 

 

実店舗の販売スタッフのコーディネート画像を、EC顧客の行動データに合わせてパーソナライズして

提案することが可能に。

ファッションECサイト「PAL CLOSET ONLINE STORE」にて導入を開始。

 

本連携の第一弾として、顧客がアパレルのECサイトでカートに入れた商品や、過去に購入した商品を元

に、同商品を着用したコーディネート画像をサイト上で紹介し、関連商品の購入を訴求することが可能に

なった。

また、商品購入後のフォロー施策として、購入商品を着用したコーディネート画像をメールで送信する

ことも可能となっており、ECサイトへの再来訪・追加購入を促す。

尚、本連携施策は既に、ファッションECサイト「PAL CLOSET(パルクローゼット)ONLINE STORE」

にて導入を開始している。

 

 

今後は顧客の購買データなどを元に、顧客の好みや体型と近い販売スタッフが提案され、マッチングする

ような実装を予定している。

例えば、同じ身長の販売スタッフをマッチングすることで、ECサイトで課題として取り上げられる

サイズ選びの問題が解消されるなど、好みの販売スタッフを参考にしたスムーズなお買い物が実現

する予定。

 

また、将来的には、実店舗の販売スタッフと顧客を、リアルとデジタルの境目なく繋ぎ、顧客のエンゲー

ジメントをより高めるための連携も検討している。

顧客と販売員がデジタルで繋がり店頭で出会ったり、店頭で出会ったスタッフとデジタルでもつながる

など、顧客と販売スタッフとの関係性をシームレスに繋いだ「顧客本位のオムニチャネル化」を目指して

いく。

 

❖「KARTE(カルテ)」について

「KARTE」は、ウェブサイトへ来訪したお客様の行動をリアルタイムに解析して一人ひとり可視化し、

個々のお客様にあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するサービスで、2015年3月に

サービスを開始した。

高い拡張性を備えているため、オンサイトに限らず様々なシーンでお客様とのコミュニケーションが

できることはもちろん、既存サービスとの連携も柔軟でマーケティングの課題やニーズに合わせた様々

な活用が可能。

KARTEは、あらゆるデータから圧倒的な顧客理解を可能とし、エンドユーザーにおける体験価値(CX)の

向上を実現します。