一般社団法人 通販エキスパート協会

会員専用

新着情報

2018.05.18

スマートフォン、打消し表に関する実態調査報告 (消費者庁調査)

 

5月16日 消費者庁は「スマートフォンにおける打消し表示に関する実態調査報告書」を発表した。

 

前回調査報告書では、表示物の収集結果から、スマートフォンの Web ページで打消し表示が小さな文字

で表示されていたり、 強調表示が表示された画面 からスクロールしないと打消し表示が表示されないな

どの実態を明らかにしている 。

こうした実態を踏まえ 、今般、消費者庁は、スマートフォンの Web ページ(表示例) を制作し、

普段スマートフォンを利用している一般消費者を対象として、打消し表示に対する一般消費者の意識調査

を行った。

 

[Web ページ(表示例一部)]

 

 

[実態調査(一部抜粋)]

スマートフォンにおける打消し表示に対する一般消費者の認識について

スマホから商品やサービスを購入したことがある購入者のうち注意書きや打消し表示を読まなかったこと

により誤認して購入・申込をした購入者は39.2%であることがわかった。

また、そのうち、20.7%が「思っていたものとは違っていたことがあった」と回答し、19.8%が「注意書

きや注釈を読まなかったことにより、想定外の商品やサービスを購入購入したことがある」と回答し、

10.7%が「注意書きや注釈を読まなかったことにより、思っていた数量以上の商品等を購入してたことが

ある」と回答した。

 

 

スマートフォンにおいて打消し表示が見落とされやすくなる要因として、スマートフォン は PC 等と比べ

て画面のサイズが小さいため、 ①Webページの表示内容全体を見るために、最初の画面から何画面分も

下にスクロールする必要がある縦に長いページの構成なってたり、 ②ハイパーリンクを用いて先に情報

が表示されたり、 ③アコーディオンパネルを用いてパネル内に情報が表示されたりするという特徴がみら

れる。

 

また、「スマートフォンにおける表示対す一般消費者の接し方」の調査結果を踏まえると一般消費者が

関心のある情報だけを拾い読みする傾向にあり、目立つ表示に注意が 向きにくいとしている。

消費者庁では、スマホでは高い割合で打ち消し表示を見落としがちという傾向が明らかになったことで、

「消費者が見落とすような打ち消し表示は問題であり、景品表示法に抵触する可能性がある」ことから

今回の実態調査を踏まえて、インターネット広告監視事業なども活用しながら、違反とみられる表示事案

に接した場合、 厳正に対処していくとともに、「消費者にもスマホで表示に接する際の行動を改善してい

ただきたい」としている。

 

※詳細 ▶▶ スマートフォンに おける打消し表示に関する実態調査 (消費者庁HP)